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直下率
2020/02/04
カテゴリー:構造・設計について

家づくりを考える時、皆さんはどんなことを重視しますか?

せっかくの注文住宅なら、使い勝手やデザインにはもちろんこだわりたいですよね。

 

特に丸和建設がこだわっているのは「耐震」です。

 

耐震にこだわると言ってもこのご時世、耐震等級3はもはや当たり前。

しかし、ただ等級を取れれば良いというわけではないのです。

 

そこで今日のテーマ「柱・壁直下率」です。

 

簡単に言うと、1階と2階の柱と壁を同じ位置にしましょう、ということ。

とても単純です。

 

ところが、2016年に発生した熊本地震でのこと。

倒壊した耐震等級2の住宅は、耐力壁の量は基準を満たしていましたが、柱の直下率は47.5%、耐力壁の直下率は17.8%しかなかったことがわかりました。

この事例から、倒壊の一因は直下率の低さにあると考えられています。

 

おわかりいただけたでしょうか?

大事なのは耐震等級3という数字だけではなく、その中身です。

 

丸和建設では、柱も壁も直下率60%以上を基準に間取りをご提案しています。

 

例えばNewスタンダードハウス「スガオ」の場合。

1階と2階を重ねると

このようになります。

柱・壁直下率共60%以上、もちろん耐震等級は3です。

 

工務店として、家族の命を守る家づくりに、真剣に取り組まなくてはと思っています。

 

Nakazawa ✧(〇-〇ゞ

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